入巣箱

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PCの構成を大きく変えたお話~長い駄文を添えて~ その1

はいどうも、こんにちは。

約2年ぶりの更新でごさいます。

今回はタイトルの通りPCの構成を大きく変えました。自作と言っても差し支えないレベルです。

ここから長い自分語り駄文が始まります。要点だけ書けば良いんですが、だらだら書きたい時もあります。そのためのブログなんです。よしなに。

書いてる最中にかなり長くなりそうだったので、2つの記事に分けることにしました。

 

元々このブログを始めた2019年時点ではWindows7をインストールした自作PCを使っていました。Corei7 2700KのPCを。そう、SandyBridgeです。今現在でも使っているユーザーがちらほら見られる根強い人気の世代ですね。

しかし2020年、ついにWindows7のサポートが終了。

元々CDの可逆圧縮取り込み、DAPへの転送くらいしか使ってなかったので特に困ることもないんですが、EAC可逆圧縮をかける際にタイトルやアーティスト情報なんかのタグが必要なのでネットは必須。細かい修正ならともかく、一から手打ちは面倒。

でもなー流石にサポート切れたPCをネットに繋ぎ続けるのもなー・・・かと言ってこんな化石のためにわざわざOSだけ買うのもなー・・・

ってことで、知り合いから安くBTOパソコンの中古を仕入れたのでそれを使ってました。

構成が

・CPU / Intel Corei5 8400

マザボ / MSI Z370M-S01(調べてみるとZ370M MORTARのOEM向け廉価モデルのようです。使ってる方はMORTARのマニュアルを参照するといいと思います。)

・メモリ / DDR4 8GB

・グラボ / MSI GTX1060 3GB

・電源 / よく分からない500Wスタンダード

iiyamaBTOパソコンLevel∞です。これで送料込み4万円。最初はこのPCで1年くらいはやっていけるだろうと思っていました。

ゲームは主にPS4でリアフレとApexLegendsをやっていたので、特にゲームに力を入れるつもりはなかったんです。しかし2020年10月6日、来てしまったのです。APEXにクロスプラットフォームが!

元々FPSはPCでやっていたので、パッドでのエイムとキャラコンがフラストレーションになっていたのでPCでやってみることに。

しかし、この構成では流石に144Hzモニターでのプレイは厳しかった・・・。

 

という訳で2020年11月にこちらのRTX2070superに交換。

MAX150FPSに設定して、平均約120前後なので144Hzモニターでプレイできるレベルになりました。

 

そして、CODBOCWも購入したのですが、SSDの容量が少なかったのでこちらのM.2SSDを付け足しました。

このSSD追加が全ての始まりでした。

SSDを追加した直後から問題が発生。動作が不安定になったり、ゲーム中に突如PCの電源が落ちる現象が頻発。最初はなんでだろなー?って思ってましたが、原因は電源容量の不足でした。

ざっくり計算すると、この時のPCの消費電力はMAX約420W。RTX2070superとM.2SSDを付け足す際に計算して足りると判断したんですが、変換効率を全く考慮していませんでした。

80PLUSスタンダード認証の電源の場合、パーツに供給する電力量に関わらず約20%の変換ロスが発生します。つまり、パーツに供給される電力は実質MAX400Wなんですね。計算上は足りてません。

これが80PLUSシルバー認証の電源なら供給する電力が100%で15%のロス。つまりフル稼働させても約425Wは供給されるので多分ギリギリ動きました。

グラボ交換でギリギリ動いていた所にSSDを追加したことにより、完全に電源容量が不足したわけですね。上の話だとそもそも足りてなくない?と思われるでしょうが、この420Wという計算は下駄を履かせているので実際より高めの数字なのと、使用中のPCの負荷率によって消費する電力も上下するので、私が使う限りではM.2SSD1枚分足りなかったということです。消費電力MAXで計算してますが、常にMAX消費するわけではないんです。

 

ということで、電源を新たに購入。 

SuperflowerのLEADEXⅢ ARGB PRO 850Wです。認証は80PLUSゴールド。

最近のPCパーツは電源まで光るんですねぇ・・・(^_^;)

スタンダードを除くどの認証でも電力の変換効率が一番いいのが50%付近なので、パーツの総消費電力の約2倍の電源を買っておくのが無難です。

PCが高負荷時でも電源に余裕があれば電源の発熱は抑えられますし、どうせ最終的にはパーツを換えたり付け足したりしてマージンは2~3割程度になるもんです笑

認証はそこまで気にしなくてもいいです。スタンダードだろうがブロンズだろうがシルバーだろうがまともな電源なら8年以上普通に動きます

そんなことよりも、この電源を選んだ一番の理由は何といってもコネクタが優秀です。24pin以外の配線はすべて同じ規格のコネクタなんです。

通常のプラグイン式の電源は、例えばSATAケーブルなら電源のSATAケーブル用のコネクタに繋ぐ等、コネクタの位置が決まっているので配線を通したい所に微妙に届かないっていうことも起こり得ます。まあ、そんなことあんまりないんですけどね笑

しかし、この電源ならコネクタの位置を自由に変えることができるのでちょっと届かない問題を回避することが可能です。要は転ばぬ先の杖的な理由です。

 

パーツについては解決!よっしゃやるでぇ!と思いきやここでまたもや問題が。

ケースが小さい!!!!

MicroATX対応ケースなので小さいんです。私、ATX対応のケース以外使ったことがないので小さなケースは初めてでした。裏配線スペースもないし、電源も上部取り付け。ケーブルがケース内でゴチャるのは確定的に明らか。

この際だしケースも新調してしまおう、ということで買ったのがこちら。

FractalDesignのDefine7です。サイドパネルはガラスではなくスチールを選択。ガラスパネルタイプは、机の下にPC本体を置いているので椅子の脚が当たって破損する可能性があったので敬遠しました。いくら強化ガラスと言えども縁は弱いですからね。

OSインストールですらUSBメモリのこの時代、5.25インチドライブを搭載可能なケースが少なく、中々気に入ったものが見つからない。

そしてやっと見つけたシンプルな外観で、拡張性があり5.25インチドライブが搭載可能なケース。それがこのDefine7。

上部のパネルをメッシュに交換してファンを付ければ冷却タイプのケースに。防音材の貼られたパネルに変えれば静音ケースにもなります。更に内部のレイアウトもかなり自由度の高いケースです。お値段は2万超えとお高めになってしまいますが・・・。

 

今度こそ必要なものは揃った。

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この中身を移植していきます。

 

移植し終わりました。

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スッッッッッカスカです。裏から配線が通せるので中は割と綺麗でしょ?

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裏は縦横無尽にケーブルが這い回り、地獄の様相

元のケースではかなりでかく感じたRTX2070superもこのケースだとそんなに大きく見えませんね笑

ケースファンはデフォルトではフロントに2基。リアに1基付属しています。全て140mmの1400rpmです。

Corei5 8400程度の発熱ならこれで十分ですね。

電源が下に区画分けされてるから光ってるかどうか分からんでこれ・・・。

 

長い戦いはこれにて終わりです。と言いたい所ですが、これではただの移植です。自作レベルの変更には程遠い。

というわけで、次回に続きます。

 

余談

結局、電源とケース交換に至る理由となったSSDを追加してまでやろうとしたCoDBOCWですが、Apexばかりであまりやれてません笑

設定を下げていてもFPSが100を下回る場面が多過ぎてもにょるってのもありますが、単純に時間が取れてません。正直、90以上あればカクつきはあまり感じないので撃ち合いで不利ってのも感じないんですが、数字が少ないのはなんだか嫌ーな感じがするの、伝わりませんか?RTX2070superはこんなもんじゃないと思うんだけどなぁ…って。

そんな感じです。今度こそ次回に続きます笑