はいどうも、入巣(仮)です。
PCのキーボードを買い替えたのでタイピングしたくなって久々に記事を書くことにしました。
まず始めに
何故今回キーボードを買い替えたのかですが、愛用していたRazerのHuntsman V3 Proがおかしくなってしまったからです。
具体的に書くと、Windowsのログイン直後に大量のChromeタブを量産しながらOutlook等のウィンドウを閉じたり開いたりします。キーボードは勿論マウスの操作も受け付けません。そのままケースのリセットボタンを押して再起動を掛けてやらなければなりません。
最初は何かマルウェアでも入り込んだのかと思いましたが何も見つかりませんでした。その現象も毎回起きるわけではないので、キーボードが原因だと気が付くまでにしばらく掛かりました。
気が付いたのは偶然で、PCを起動した際にキーボードのLEDの光り方がおかしかったからなんです。
どうおかしいかと言うと、下の画像の様に赤枠で囲んだ部分のLEDランプが全点灯していたんです。

この部分は普段は光っていないんですよね。使っている私ですら、これが何を示すランプなのか正直分からない。それくらい普段は沈黙を貫いているんです。

※参考画像
実はそれ以前からPCを起動した時点でキーボードが無反応だったりと怪しい兆候はありました。これは最終的には接続するUSBポートを変更することで対応できましたし、何か悪さをしているわけでもなかったので手間ではありましたが買い替えは検討していませんでした。本当は結構高かったので我慢して使っていました笑
しかし、流石にここまでバグり散らかされると手に負えないので買い替えを決意しました。特に不満もなかったの打鍵音がやたらうるさいのとキートップ幅の問題で指が他のキーに干渉しやすいくらいで泣く泣くの買い替えですよ! 新しいデバイスにちょっとワクワクとかしてませんからね!!!
えー、余談の余談ですが、実は近々、約5年ぶりにPCの構成を変えようと思っていて、あまりお金を使いたくはなかったんですよね。
今はメモリ高騰の影響で自作PCは本当に時期が悪いですが、MSIが"年内にゲーミング関連製品を15~30%値上げする計画がある"と発表していたので、他社も追随してくるのは容易に想像できます。
それに加えて今年はNVidiaも新製品の発表はないということで、本当に今が最後のチャンスかなと思っています。
ここから本題
さて、いつも通りの長い前置きはこのくらいにして、そろそろ本題に入りましょう。
今回買ったのはVAROのVM75HE Very Periです。先月、基盤とキースイッチが変更されたモデルチェンジ版です。
磁気式キースイッチ搭載のラピッドトリガー対応キーボード、つまり現在のゲーミングキーボードの主流ですね。厳密にゲーミングというならば60~65%が主流なのでしょうが、流石にあそこまで削ると普段使いのしづらさが勝ってしまいます。
一応私も60~65%キーボードは持っていますが、75~80%のテンキーレスと比較して確保できるスペースよりも不便さが上回ってしまい、収納の肥やしと化しています笑
またお高いゲーミングキーボードを勝ってしまいましたが、愛用していたHuntsman V3 Proに準ずるものが欲しかったんです。とはいえ、あちらは光学式キースイッチ、こちらは磁気式キースイッチで仕組みは異なりますが、約0.1mm刻みでのキーストローク、ラピトリ調整が可能なのでカタログ上のスペックとしてはほぼ同じ。何だったら入力遅延やポーリングレートで言えばこちらの方がカタログ上のスペックは上です。まあ、Huntsman V3 Proも現在は8Kポーリングレートモデルが出ていますが。
現在は0.01mm刻みで調整が可能なものも多くあるので、0.1mm刻みはやや時代遅れになってきている気もしますが、誤動作や安定性を考えると果たしてそこまで細かく刻む必要があるのかは若干懐疑的ではあります。そこは本当に一瞬が差を分ける"プロ仕様"ってことなんでしょうね。
しかし、ラピトリキーボードを世に広めたWootingも未だに0.1mm刻みなんですよね。技術的に不可能ではないはずですし、未だにプロの仕様率もダントツです。ふーむ🤔
話をVM75HE Very Periに戻しましょう。
今回このキーボードを選んだ理由ですが、ぶっちゃけコスパです。上でも書いた通り、PC構成の変更を考えているのでHuntsman V3 Proよりも少し安めの価格帯で探しました。
ラピトリ搭載はマストとして、フルアルミ筐体。8Kポーリングレートに低遅延とほぼ全部盛りで3万円を切っているのは本当に素晴らしいです。
ここからは良かった点、悪かった・微妙だった点を書いていきます。
良かった点
打鍵感が良い
打鍵音が良い
筐体が底面までアルミで高級感がある
キーキャップが絶妙でタイピングしやすい
まず最初に打鍵感ですが、手持ちのどのキーボードにもない打鍵感です。磁気式全体の特徴なのか、このスイッチ自体の特徴なのかは分かりませんが、押し込んでいくほどに抵抗感が増します。メカニカルスイッチだと黒軸に近い感触ですね。押下圧も42±5gということですが、42gという数字から想像するよりも重く感じます。
この重さと吸音素材やダンパーのお陰で底打ちしてもいつものッターン!という力入ってます感が減るのがいいですね。慣れると非常に滑らかに打てるようになります。これは後述するキートップの恩恵もあると思います。
打鍵音も素晴らしい。個人的な100点ではないですが、80点くらいの十分満足できる音です。
防音対策がしっかりしているので主要なキーは不快な音は抑えた高級感のある音が鳴ります。個人的にはもう少し低めの音が好みなのですが、これの前が爆音Huntsmanだったので十分耳に心地良いです。普段なら音楽や動画を流しながら記事を書いているところですが、今回はイヤホンを外してずっとタイピング音を聞いています笑
ただ一点、スペースバーだけは他のキーに比べて非常に軽いチープな音がします。キー自体が大きいですし、大きめのスタビライザーの音が反響しやすいんでしょう。そう考えるとHuntsmanのあの五月蝿さは全てのスイッチにスタビライザーが搭載されているのが一番の原因なのかもしれませんね。
そしてアルミ筐体ですが、グレーに近い黒で安っぽさがないですね。艶消し加工がされていて、派手さはないもののどんなデスク周りにも合いそうな落ち着いたデザインです。ゲーミングゲーミングしてないのが個人的には非常に気に入っています。が、私の感性は未だに少年なのでこの落ち着いた艶消しよりもヘアライン加工された塗装の方が高級そうに見えるのが悲しいところです笑
良かった点の一番最後、キーキャップについてですね。このキーキャップ、私が昔買った同価格帯のキーボードと比べてもかなり良いです。
別にHuntsman下げをしたいわけではないのですが、Huntsmanはトップがやや広めで凹みも大きく作られているせいか外周のエッジがやや立っていて、タイピングしていると指に引っかかる感じがあり、結構指を持ち上げるようにタイピングしていました。他のキーとも干渉しやすく誤タイプが多くなっていた印象でした。
しかし、このキーキャップは形自体は標準的ですが、表面処理がサラサラとしていて指触りが良いので左右上下に滑るようにタイピングすることが可能になりました。タイピング速度1.5倍です笑
今まで使ってきたキーボードはつるつる気味の表面素材にやや深めの滑り止め処理がしてあり、どちらかというとザラついた感触でこのキーキャップに比べると引っ掛かりやすい感じがしました。
このキーボードはある程度のしっとりさはありつつも指離れが非常にいいので指をスライドするようなタイピングできるので先に書いた底打ちした時のッターン!を抑えてくれる一助になっていると思います。
良いなと思った点は以上です。お次は悪かった・微妙だった点。
悪かった・微妙だった点
ソフトウェア関連
ボリュームノブのクオリティはイマイチ
まずソフトウェアです。ブラウザで設定を行うのはルーター以外では初めてですが、度々Chromeで新しいタブを開いてブックマークからアクセスするのがやや手間に感じますね。
ルーターもそうですが、設定なんて一度終わらせれば後はそこまで開くこともないので手間にならないんじゃないかと思われそうですが、このキーボードはプロファイルの切り替えがキーに設定できません。その為、プロファイル切り替えの度にブラウザを立ち上げて設定を開かなければなりません。普段使うデフォルトのプロファイルはラピトリの設定をしていないので、ストッピングを必要とするゲームをする前にブラウザで切り替えを行わなければならないのは面倒ですね。勿論、常駐型のソフトウェアではないのでゲーム毎に自動でプロファイルを切り替えるような機能もありません。
ちなみに、4つある追加プロファイルは本体ではなくブラウザにキャッシュされているものを都度呼び出していると思われます。OSをクリーンインストールした際にデフォルトプロファイルは記憶されていましたが、ゲーム用の追加プロファイルは綺麗さっぱりリセットされていました。
とは言え、設定自体はシンプルで分かりやすいし、ラピトリ関連も入力とリセットを0.1mm刻みで個別に調整できたり、SOCD設定など細かく広く色々できるわけではないですが基本はしっかり抑えられています。
総じて悪くはないのですが、痒い所に手が届かないといった感じです。
ボリュームノブについて。樹脂製故に溝が掘ってあってもやや滑りやすいです。上から摘んで回す分には問題ないのですが、Huntsmanのように横から指一本で回そうとすると滑ってかなり回しづらいです。ボタンにもなっているので押し込むことで音量のミュートができます。
ややグラつきもあるのでここのクオリティはイマイチでした。まあボリューム調整機能なんておまけみたいなものですし、削れるとこ削らないとこの値段では買えませんからね。
個人的にはOS連動のボリューム調整は使うことがないので書く必要もなかったのですが、オーディオ機器でボリュームノブを触り慣れていると、どうしてもこのグラグラするボリュームノブは気になってしまいました。
キーボードにおまけみたいな機能であるボリュームのビルドクオリティとか求める気は毛頭ないので、勝手な誤作動をしなければそれで十分です。つまり、この部分に関してはほぼイチャモンです。
まとめ
ラピトリキーボードに必要な機能をしっかりと抑えていながら、デザインと打鍵感にも妥協せず3万円を切るコストパフォーマンスに優れた素晴らしいキーボードです。
個人的には初めてリアルフォースを買った時以来の感動かもしれません。むしろ、それを遥かに超える感動ですね。当時は高級キーボードといえども、筐体全体を通した打鍵音に関してはそこまで考慮された設計ではなく、スイッチ性能による打鍵感と打鍵音って感じでした。
昨今のキーボードは音や打鍵感を筐体全体を通してこだわっているので業界の進化を感じられますね。実際に触ってみると非常に満足度の高い、良い買い物ができました。
何かウッキウキでキーボード叩いてたからすんごい高評価の感想だけど、別にここってアフィブログでもなんでもないのよ・・・。リンク踏んでもこっちに収益0なんすよ。
本当は記事を書きながら打鍵音も録音していたのですが、カットとか色々面倒臭くて載せずに記事を公開します。また気が向いたら記事に追加しておきます。




